TAN'S X NICLE

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煉獄の紅蓮騎士「ヴェルメリオ」('06 5月頃)

いつからここにこうして座っているのか、俺の記憶は定かではなかった。
いったい高さがどれくらいあるのか見当も付かない、まるで一振りの大剣の様に大地に突き刺さった一枚岩の頂きに自分が腰掛けているのは判る。
しかしいつからだ?
この高みから見える光景は、見渡す限り、ただただ灼熱の溶岩の海。
所々に思い出した様に浮かぶ黒い大地は、真っ赤に燃える海に溶ける濁りの様だ。
遥か下の足元からにも拘らず、全てを焼き尽くす様な熱気が伝わってくる。
しかしその熱も、俺の顔には届かない。
仮面。
仮面が俺の顔面を覆っているのだ。
全てを拒み撥ねつける様な銀色の仮面。
灼熱の世界を切り裂く様に、それだけが冷徹な輝きを放っている。
一度仮面を外してみようと思ったが、手を掛けただけで止めてしまった。
この仮面を外したら、自分が自分でなくなってしまう気がする。
自分の記憶もあやふやだというのに、それだけは何故か判る。
この世界でもう1つ、冷たい輝きを放つ物が手元にあった。
一振りの剣。
気が付いた時には、それを握っていた。

ヴェルメリオは剣を腰に携えると、灼熱の大気の中を歩き出した。
自分が何者であるかを探るために…。

天に至る柱の島「アマ=ヌイ」の地底深く、「大空洞」と呼ばれる地下世界のその遥か深遠。
「煉獄」と呼ばれる空間に彼らは幽閉されていた。
地上で潰えた戦士の、他者を滅する歪んだ戦いの意思が凝って「膿まれた」存在。
それは地上世界で「魔族」と呼ばれた…。


「バイオニクルの世界で魔的種族、いわゆる鬼がいたらどんなんよ?」
そんな世界観で作ってみたシリーズが「リジェクターズ」です。 [煉獄の紅蓮騎士「ヴェルメリオ」('06 5月頃)]の続きを読む
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  1. 2007/09/05(水) 20:32:31|
  2. リジェクターズ
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プロフィール

TAN

Author:TAN
ほぼ人型作品専門ビルダー。
プロポーションと可動と5本指にチョットこだわる気まぐれなお兄さん(苦笑)
※当ブログではだいたいにおいて、バイオニクルを「ニクル」、ヒーローファクトリーを「ヒロエ」と簡略表記しています。
※当ブログの作例はあくまで個人的な価値観に基づいており、既存商品の使用法として推奨するものではありませんし、同様の使用の結果パーツや作品が破損しても、当方は一切責任を持ちません。
※各種質問への返答・アドバイスなどの応対はしますが、そのままズバリな解法を示すのは好きではありませんので、あまり当てにはしないで下さい。
※とは言え、具体的に質問されれば、具体的にお答えします。
※自分の作品のために自分で試行錯誤する事、最低限の礼儀と気づかいを、当ブログでは尊重したいと考えます。

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