TAN'S X NICLE

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紅の復讐者『ランブルⅡ』と『クリムゾン・キャノン』

奴の巨大な拳が叩き込まれた瞬間、ランブルは自分の感覚という感覚全てが失われたのを知った。
ただただ、圧倒的な衝撃。純粋な破壊力。
まるで天と地が入れ替わり、今立っている大地全てが自分にぶつかってきたかの様だ。

自らの軽い体重と俊敏性を活かした、軽快なファイトスタイル。
猛スピードで敵を翻弄し、的確に相手の弱点に効果的な一撃を叩き込む。
幾多の敵を倒し、ランブルには絶対の自信があった。
あのゴライアスを倒したというヴォラスと対峙した時ですら、怖れを感じはしなかった。
その鈍重で単調な攻撃を余裕でかわし、あの薄気味悪い白い巨体を的確に破壊しながら、鼻歌すら出るのではないかと自ら苦笑したものだ。
活動を停止した白い巨体の上に立ち笑うランブルに、あの時スパルタンは言った。
「たとえどんな相手でも油断すべきではない。ヴォラスはゴライアスを何かに変換したに違いない。そのため消耗していたはずだ。
一人で何でも出来ると思っている限り、近い将来敗北がお前に訪れるぞ…ランブル」と。

確かに威圧感を感じていた。
その緑の図体から形容し難い何かが、ランブルの感覚をチクチク刺激した。
だがランブルは相手に空かさず飛び掛った。素早く嵐の様な連打を叩き込み、クシャクシャの残骸に、
そう、まるで血塗れのクリスマスツリーみたいにしてやるつもりだった。
相手に散々拳を叩き込み着地。手応えはあった。在りまくりだ。

しかし顔を上げたランブルが見たのは、逆光の中、ニヤニヤ笑いの形に光る奴の歯だった。
「俺はウォーファイア。貴様の死という意味だ」

ランブルは頭の中が疑問符でいっぱいで理解出来なかった。
奴の緑色の大木みたいな腕が振り上げられるのを、目で追う。
遅い。腕がノロノロ上がっていく。全てが遅く見える。
これは俺の世界、俺の支配すべき超攻速の域「ガルビオニックゾーン」のはずだ。
そのデカい拳が一瞬見えなくなった。
霧だ。突然現れた霧が、奴の拳を包んでいる。
その霧が四散して、ランブルの何倍もデカい岩の様な拳が、まっすぐに自分目がけて突き出て来る。

ランブルは自惚れていたのを痛烈に自覚した。
あれは、あの霧に見えたのは「音速の壁」だ。
奴がニヤニヤ笑いながら、あのデカい拳を、音速を超えるスピードで打ち込んできたのだ。
とっさに繰り出したランブルのカウンター攻撃は、もどかしいほどに遅かった。
腕が伸びきる前に、ランブルの拳に奴の拳が当たり、クシャクシャに飛び散るのが見えた。
その衝撃が腕から伝わる前に、ランブルの全てはブラックアウトしていた。


全ての源、プロトデルミスの海を越えた更にその向こう。
それがどうやら今、俺が漂うココらしい。
真っ暗で上も下も右も左も無いが、どこかに向かって落ちてる事だけは感じる。
見渡す限りの闇の中を、色とりどりの数え切れないほどの小さな四角いキューブが、光りながら雨の様に漂い舞い落ちて行く。
中には時折、自分達の体を構成する様なパーツも混じっている。
ランブルの実体を持たぬ意識はその一つ一つに共鳴し、走馬灯の様にビジョンを受け取る。
自分達よりもっと簡素な連中が駆け巡り、ディスクを価値として生きる世界。
足の代わりにタイヤを備えた連中が支配する、荒廃した未来の様な大地。
そして、何か強烈な個々の意志によって生み出された、数え切れないほどのパーソナルな世界…。

自分の周りを過ぎて行くそんな世界の中から、ランブルは1つの意志を感じた。
それは何処か別の、暴力とスピードの支配する世界の「戦士の乗騎」だった。
かつて「クリムゾン・キャノン」と呼ばれ、己の使命を果たせぬまま、乗り手を失ったマシンの言葉無き意志と、ランブルの想いが、その瞬間ひとつになった。

一人では何も出来ないとは俺は思わない。
しかしスパルタンの言う通り、一人じゃ出来ない事の方が多い事は認めてやろう。
ランブルは新たな相棒にまたがると、今では明らかに知覚出来る、光という名の上に向かって、グングン進み出す。
その瞬間、プロトデルミスの海の中に突如発生した泡の様な特異点は、自らの実体を構成しながら急激にその質量を増しつつあった。

ランブルは「転生」した。



夏のWF参加もあって、おそらく見に来て下さる方も増えてる(と良いな!)と思うんですが、未だに新作も無く、WFで展示していた作品の紹介にすら至っていないというこの状況(苦笑)
とはいえ画像アップしてない物は、自分にとっては旧作でも、皆さんにとって初見であれば、何とか楽しんでいただけるのではないかと思う次第(^_^;) [紅の復讐者『ランブルⅡ』と『クリムゾン・キャノン』]の続きを読む
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  1. 2006/08/29(火) 18:15:57|
  2. 1st season アーマスカーズ
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『ワンダーフェスティバル2006夏』に参加してみました!(後編)

前編に引き続きレポート後編です。
前回は文章中心でしたが、今回は画像中心でお送りいたします。

さぁ!という訳で当日の朝ですよ!
結局色々バタバタしてしまって、2時間も寝てません!大丈夫か俺?
しかも憎たらしいまでに空は晴れ上がってます。
地元の駅に着くまでに、早速飲み物を1本飲み干してしまいました(;´ρ`)

20060824024831.jpg

▲会場のあるりんかい副都心線「国際展示場駅」からの眺め。
奥に見える逆三角形が会場である「東京ビッグサイト」です。 [『ワンダーフェスティバル2006夏』に参加してみました!(後編) ]の続きを読む
  1. 2006/08/22(火) 02:42:27|
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『ワンダーフェスティバル2006夏』に参加してみました!(前編)

お伝えしていた通り、有明にある東京ビッグサイトで開かれた「ワンダーフェスティバル2006夏」に参加してきました!
「ワンダーフェスティバル(以下WFと表記)」とは、毎年夏と冬に行われる造形物の展示販売を主体としたイベントで、規模としては世界一の大きさを誇ります。
主に「ガレージキット」と呼ばれる、アマチュアが手作りしたフィギュアやロボット、SFメカや特撮怪獣などの、組み立てキットの展示・即売を、多くのアマチュアディーラーが参加して行ないます。
近年は扱う造形物も多様化し、ぬいぐるみやアクセサリー、人形用の着せ替え服なども売っているディーラーから、戦国時代やSFファンタジー映画に出てくる様な刀剣・銃器を扱う店まであります。
判りやすく例を挙げて言えば「ふたご姫」のメチャクチャ良く出来たフィギュアから、「ベルセルク」のガッツの剣(実物大!)まで売っているのです。
また、輸入した海外玩具やレアな限定版・絶版キット、中古玩具などを扱う店もあれば、特殊メイクの実演をしたり、造形用の素材を扱う所もあったりします。
もちろん、別に展示だけで販売をしなくても良い訳で、今回のウチはこれに当たります。 [『ワンダーフェスティバル2006夏』に参加してみました!(前編)]の続きを読む
  1. 2006/08/21(月) 13:09:18|
  2. イベント
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緊急のお知らせ

突然の事ではありますが、
8月20日東京ビッグサイトにて開催される

「ワンダーフェスティバル2006夏」で

バイオニクルを展示する事になりました!!


と言っても公式にどうこうという事ではなく、ディーラーとして参加されている友人の知人の方のブースの机半分が空いているという事から、ご好意で使わせていただける事になったのでした。
自分が申請したものではないので、配置場所などはココでは明記しませんが、今年の2月のWFとは違って(笑)、ごく小規模と言えども会場内で本当に実物の展示を行います。
もう外で「寒いよママン…」とか「暑いよパパン…」とか言わなくて済みます!(苦笑)

当日は不肖自分の作品以外にも、クール&エッジなテイストの効いたToa-Juさんの作品や、RrさんとOkinawaKさんによる九州沖縄勢の作品も展示される予定ですので、バイオニクルやオリジナルニクルに興味のある方々は、是非ブースを覗きに来てみて下さいね!
  1. 2006/08/18(金) 00:06:04|
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新番組 仮面ストライダー劫火!(嘘)

ストライダが完成した直後、1つの発想が浮かびました。
「アーマスカーズに旧トーアのカノイを付けたらどうか?」というものです。
その後そこから更に発想して、ストライダVSデストラップのエピソードにカノイを絡める設定も思い付く事になります。

ちょうど手元には完成したストライダと、以前紹介した青い俺マトランがありました。
マトランに使ったカノイ「ミル」は好きなカノイでしたし、特に青い「ミル」は大好きなので
これをストライダに装着させる事にします。
しかしそのままでは構造的にも当然無理ですし、出来るだけいじらなくて済む様にもしたいところです。
そこで、2本のペグのみで固定されている下顎部分のみを外し、そこへカノイを装着させるための接続パーツを付ける事にしました。

そして、もう1つ試したい事がありました。
指の構造に関しては常に模索状態なのですが、いつの事だったか忘れてしまうぐらい以前にどこかで見て以来
ズッと気になっていた「フィグの腕を外して指にする」というのを試してみる事にしました。
手元にはアーマスカーズでは基本になっている「ロボフィグの腕を使った指」のためによく買っていた
「バイキング対ウルフ」セットのフィグがたくさんあったのです。
これの腕部分は濃い青と黄色という配色で他の物には合わせ辛かったのですが
ストライダはメインカラーが青ですし、アクセントで黄色も使ってあるので問題は全くありませんでした。 [新番組 仮面ストライダー劫火!(嘘)]の続きを読む
  1. 2006/08/17(木) 00:29:01|
  2. 1st season アーマスカーズ
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青天の霹靂 『ストライダ』 (ノカマTAN’s MIX 2005年)

とうとう現段階では最後のアーマスカーズの紹介になりました。
否、ようやく辿り着いたと言うべきでしょうか(苦笑)
元々昨年の10月には完成していた物なので、ほぼ一年遅れという事になります。
ダメダメですね!…まぁ、それだけ作品が貯まっていたという事でひとつ。
最初にアーマスカーズ全員の頭部画像をアップしてから、色々な事がありました。
このブログを見に来てくれる人の増加とネットを通じての交流、今年の3月から5月7月と行われた怒涛のオフ会。
特に7月に無者さん主催で開かれた、全国レベルでのオフ会は国内初とも言える快挙だと思います。

さて。
ストライダはアーマスカーズの企画初期からラインナップに欠かせない面子でした。
俗に「スピード系」とでも言う様な、細身のイメージ。
それはプロト・ストライダに顕著で、長身痩躯の判りやすいデザインにまとまっています。
それを引き継いだストライダは、デストラップ製作時に実は99%完成していました。
しかし自分の良い癖というか悪い癖というか、これではプロト・ストライダと同じじゃないか?という考えが
頭を過ぎり、自分内GOサインを出すための最後の1%をどうしてもクリア出来ません。
そのため製作進行をストップ。
結果的にストライダ製作はかなりの長期に渡る保留となりました。 [青天の霹靂 『ストライダ』 (ノカマTAN’s MIX 2005年)]の続きを読む
  1. 2006/08/16(水) 06:06:57|
  2. 1st season アーマスカーズ
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プロフィール

TAN

Author:TAN
ほぼ人型作品専門ビルダー。
プロポーションと可動と5本指にチョットこだわる気まぐれなお兄さん(苦笑)
※当ブログではだいたいにおいて、バイオニクルを「ニクル」、ヒーローファクトリーを「ヒロエ」と簡略表記しています。
※当ブログの作例はあくまで個人的な価値観に基づいており、既存商品の使用法として推奨するものではありませんし、同様の使用の結果パーツや作品が破損しても、当方は一切責任を持ちません。
※各種質問への返答・アドバイスなどの応対はしますが、そのままズバリな解法を示すのは好きではありませんので、あまり当てにはしないで下さい。
※とは言え、具体的に質問されれば、具体的にお答えします。
※自分の作品のために自分で試行錯誤する事、最低限の礼儀と気づかいを、当ブログでは尊重したいと考えます。

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